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Technote 1090

Mac OS 7.6


の TECHNOTE では、次世代の Macintosh オペレーティングシステムである Mac OS 7.6 に加えられた変更と修正について説明します。

この新しいシステムリリースは、以前の Mac OS 7.5.5 の機能を基礎にし、それをさらに拡張しています。Mac OS 7.5.5 については、「Technote 1069: System 7.5.5」にまとめられていますので、併せて参考にしてください。


Mac OS 7.6 は、次のようなパフォーマンスの拡張を提供します。

  • 仮想メモリとメモリ管理
  • File Manager のキャッシングスキーマ
  • PowerPC Resource Manager ルーチン

パフォーマンスの改善と並んで、次のような拡張も加えられています。

  • 仮想メモリが“入”になっているときにファイルマッピングを利用するため、頻繁に使用される共有ライブラリの一部に対するシステムのメモリ割り当てスキーマが合理化されました。

  • 機能拡張マネージャの新機能により、開発した機能拡張にコメント、バージョン番号、およびパッケージ情報を追加できるようになりました。詳細については、「Technote 1091: 機能拡張マネージャ 4.0」を参照してください。

  • 新しい「保護 (Umbrella)」インストーラにより、ユーザはより安全で適切なインストールプロセスを実行できるようになりました。このインストーラを使うと、ディスクの整合性をチェックしたり、インストール後の再起動の回数を少なくすることができます。

  • PowerPC および 68040 を搭載したすべてのモデルで、最大 4 テラバイトまでのボリュームがサポートされます。

また、いくつかの重要な Apple テクノロジーが Mac OS 7.6 には統合されています。

  • QuickTime 2.5
  • OpenDoc 1.1.2
  • Open Transport 1.1.1
  • Cyberdog 1.2.1



目次

  • 必要なハードウェア
  • インストール
  • Finder 7.5.6
  • システムファイルの内部
  • アップルメニュー

  • コントロールパネル
  • コントロールバー
  • システム機能拡張
  • Apple エクストラ
  • サポートされなくなる項目


  • 必要なハードウェア
    Mac OS 7.6 は、32 ビットクリーンで、68030 以降のマイクロプロセッサを搭載した Mac OS 互換コンピュータにインストールすることができます。しかし、ハードウェアまたはソフトウェアのアップグレードにより、これらの条件を満たすことになるマシンにはインストールできません。

    つまり、Mac OS 7.6 は、次のモデルにはインストールできません。

    IIcx、IIx、PowerBook 100、Classic、Classic II、LC、SE/30、 Portable、Plus、SE、512ke、512、128、および Mac XL
    32 ビットアドレッシングとの互換性を維持するための機能拡張である、Connectix 社の Mode32 の現在のバージョンを使っても、Macintosh の旧モデルに Mac OS 7.6 をインストールすることはできません。


    インストール
    Mac OS 7.6 を System 6 に上書きインストールすることはできません。


    Install Mac OS 1.0
    通常のインストーラスクリプトに加えて、新しい「保護 (Umbrella)」インストーラが用意されています。これは、Install Mac OS と呼ばれ、簡単なディスク整合性のチェックや再起動の回数を減らすことにより、ユーザはより安全で適切なインストールプロセスを実行できるようになります。


    インストーラ 4.0.6
    インストーラの新バージョンでは、

    • いくつかの重大なバグがフィックスされました。
    • 「クリーン」インストールを行うためのダイアログが用意されました。このダイアログでは、既存のシステムフォルダをアップグレードするかどうか、または新しいシステムフォルダをインストールするかどうかを選択できます。
    さらに、インストーラの新バージョンでは、Install Mac OS との相互作用を行うため、いくつかの新しい AppleEvent がサポートされています。注意: 現時点で、これらの AppleEvent は、Apple 製品だけをサポートしています。


    Finder 7.5.6
    Finder は、ユーザにグラフィカルなインタフェースを提供するとともに、ファイルシステムを利用するアプリケーションに AppleEvent ベースのサービスを提供します。

    Finder 7.5.6 は、OS のライセンス戦略に対応した Finder を実現するための第一歩です。この目標を実現するため、次の変更が加えられています。

    • アップルメニューの“この Macintosh について...”は、“このコンピュータについて...”に置き換えられました。
    • その他の場所に表示される“Macintosh”という単語は、すべて“Mac OS”という単語に置き換えられています。
    新しい Finder は、'APPD' および 'APPC' という、2 つの新しいアプリケーションファイルタイプを認識します。これらのファイルタイプは、通常のアプリケーションと同様の方法でアプリケーションコードを格納するために使われますが、Finder のコンテキストでは特殊な意味を持ちます。

    'APPC' タイプのファイルをシステムフォルダにドラッグすると、このファイルを“コントロールパネル”フォルダに入れるかどうか確認するメッセージが表示されます。これは、'cdev' タイプの以前のコントロールパネルファイルに対して表示されたメッセージと同じものです。

    'APPD' タイプのファイルは、コントロールパネルが“コントロールパネル”フォルダにオートルートされるのと同様の方法で、“アップルメニュー”フォルダにオートルートされます。APPD タイプのアプリケーションは、新しい方法でデスクアクセサリをインプリメントするものであり、システムソフトウェアの将来のリリースでは、従来の DRVR による方法がサポートされなくなることになっています。

    注意:
    APPC および APPD ファイルは、System 7.5.3 と 7.5.5 でも実行できますが、APPC ファイルは、Mac OS 7.6 より前のシステムソフトウェアリリースでは完全にはサポートされていません (詳細については、「コントロールパネル」のセクションを参照してください)。また、System 7.5.3 より前の Mac OS のバージョンでは、'APPD' および 'APPC' タイプのアプリケーションを Finder から起動することができないため、これらのファイルには 'hfdr' -5696 バルーンヘルプリソースを組み込むことをお勧めします。ユーザはバルーンヘルプにより、これらのアプリケーションの使い方を知ることができます。

    Finder には、さらにいくつかの変更が加えられています。
    • 1 つのウィンドウに、より多くのファイルを表示する機能。
    • “Finder 情報”ウィンドウには、2 ギガバイトを超えるボリュームに対応した正しい値が表示されるようになりました。
    • これまで、PowerBook 540、190、および 5300 シリーズのモデルで、スリープ状態から復帰したときに PCMCIA カードのアイコンが再表示されないことがありましたが、この問題は修正されました。


    システムファイルの内部
    システムファイルには、コンピュータを動作させるために必要なルーチンやリソースが含まれています。ここでは、新しいシステムファイルに組み込まれている新機能と修正点について説明します。これらの新機能は、システムの起動時に shift キーを押し続けたときにも、常に System 7.6 で動作します。


    一般的な機能
    頻繁に使われる共有ライブラリの一部は、システムファイル内のリソースからシステムファイルのデータフォークに移動されました。この変更により、仮想メモリが“入”になっているときには、システムではこれらのライブラリに対するファイルマッピングを行えるようになりました。その結果、これらのライブラリがメモリ内で占有している空間を必要に応じで他の目的で使うことが可能になります。この変更には、次のような二重の利点があります。

    • アプリケーションやその他のサービスのために、より多くのメモリを使うことができます。
    • デバッグの目的では、仮想メモリを“入”にしているとき、割り込み時に不正な呼び出しを行ったアプリケーションは、バスエラーを引き起こすことになり、デベロッパは開発中のソフトウェアの問題点をより容易に特定できるようになります。
    優先順位の高い割り込みが発生するまで優先順位の低い割り込みが無視され、処理が行われないという PCI ベースのシステムに対する割り込みディスパッチコードの問題が修正されました。この修正は、これまで PowerPC Interrupt Extension によって提供されていたものです。


    Assistant Toolbox 1.3
    Assistant Toolbox は、ユーザが内部的なシステム構成の矛盾を引き起こすような操作を行おうとしたときに、ユーザに支援または警告を与えます。また、状況によっては、ユーザの介在が必要ない場合に自動的な操作を実行します。

    Assistant Toolbox はシステムファイルに移動されました。このため、システム起動時に使用停止することはできません。Mac OS 7.6 をインストールするときに Assistant Toolbox 機能拡張がシステムフォルダ内にあると、自動的に削除されます。

    これまで、スリープ状態から復帰するときに、ボリューム再マウントコードがすでにマウントされているボリュームを再マウントしようとすることがありました。新しいスリープマウントコードは、スリープ状態から復帰するとき、ボリュームのマウントを試みる前に、それがすでにマウントされているかどうかを適切にチェックするようになりました。


    Code Fragment Manager
    Code Fragment Manager (CFM) は、PowerPC コンピュータ上で実行可能な PowerPC インストラクションシーケンスを取得します。ほとんどすべての PowerPC Mac OS とすべての PowerPC アプリケーションは、何らかの方法で CFM のサービスに依存し、それを利用しています。

    共有ライブラリを取得するための CFM のアルゴリズムが大幅に簡略化されました。CFM による検索戦略の最後の 3 段階が 1 つのステップにまとめられました。各段階 (システムフォルダ内の“機能拡張”フォルダ、ROM のレジストリ、そして CFM の内部ファイルとディレクトリのレジストリ) の詳細は、『Inside Macintosh: PowerPC System Software 3-7』で説明されています。検索戦略の変更により、システムファイル、“機能拡張”フォルダ、ROMなどに同じインポートライブラリの複数のバージョンが存在するとき、最新のバージョンが確実にロードされるようになります。

    次のサイトで、『Inside Macintosh: PowerPC System Software 3-7』を参照してください。


    ディスク初期化パッケージ (Disk Initialization Package)
    ディスク初期化パッケージ (Disk Initialization Package) は、ディスクドライブに対応したフォーマットサービスを提供します。HFS は 720 K フロッピーディスクをサポートしていません。720 K DOS ディスクを 720 HFS ディスクとして再フォーマットできないことを知らせるダイアログボックスが正常に画面に表示されるようになりました。


    Display Manager
    Display Manager は、画面表示の設定と Mac OS 互換コンピュータに接続されているモニタの配置に加えた変更を管理するためのソフトウェアサービスを提供します。

    DisplayLib は、システムファイルのデータフォークに移動されました。


    Drag Manager
    Macintosh Drag and Drop は、ユーザがオブジェクトの「ドラッグ & ドロップ」操作を行うときに、対象となるアプリケーションやシステムの各部分に対応した標準的なデータのやり取りとユーザインタフェースサービスを提供します。

    DragLib は、システムファイルのデータフォークに移動されました。


    File Manager
    File Manager は、Mac OS 互換コンピュータに関するディスクベースの情報を格納または取得するためのサービスを提供します。Mac OS 7.6 では、File Manager のインプリメントに関していくつかの変更が加えられ、パフォーマンスと信頼性が大幅に向上しています。次に、Mac OS 7.6 File Manager のインプリメントで提供されている新機能について説明します。

    キャッシュ関連の機能

    • File Manager のディスクキャッシュにタスクが追加され、ダーティキャッシュブロックが定期的にディスクにフラッシュされるようになりました。この変更により、ディスクに書き込むべきデータが長時間にわたってキャッシュ内に残るということがなくなります。他のディスクアクティビティがなければ、このタスクは 1 秒ごとに実行されます。このタスクが実行されるたびに、1 つのファイルのダーティキャッシュブロックがフラッシュされます。キャッシュに格納されたボリュームブロック、つまりファイル番号が 16 未満のファイルとファイルに関連づけられていないキャッシュブロック (HFS ボリュームのマスタディレクトリブロックやボリュームビットマップブロックなど) は、まとめてフラッシュされます。

    • 機能拡張を使用停止したときも (起動時に shift キーを押し続けて)、新しいファイルシステムのキャッシュが ROM キャッシュの代わりにロードされ、そのサイズが一時的に 96K に設定されます。これまでは、機能拡張を使用停止すると、ディスクキャッシュの ROM バージョンが使われていました。

    • 多くのハイパフォーマンスディスクドライブや一部のディスクドライバでは、File Manager のキャッシュとは独立したプライベートな書き込みキャッシュメカニズムを採用してパフォーマンスを向上させています。このため、ボリュームをフラッシュするときに、ファイルシステムがディスクドライバに適切な書き込みを行っても、一部の情報がディスクドライブまたはディスクドライバのキャッシュに残り、停電などの場合に失われてしまう可能性があります。このような障害に備えて、File Manager の FlushVol または UnmountVol のリクエストに応答してディスクボリュームのキャッシュがフラッシュされるたびに、DriverGestaltの 'flus' セレクタをサポートするディスクドライバが DriverConfig の 'flus' セレクタを使って呼び出されます。

    File Manager に加えられたその他の変更
    • これまで、FlushFile は HFS ボリューム上のリソースフォークの先頭ブロックにあるシステム予約領域を更新していましたが、これは一部のサードパーティ製のキャッシングソフトウェアや WORM ディスクドライバでトラブルの原因になっていました。この動作は、サードパーティ製のソフトウェアパッケージとの互換性を維持し、HFS ファイルシステムのパフォーマンスを向上させる目的で廃止されました。ただし、HFS ボリュームのリソースフォークが閉じているときには、リソースフォークの先頭ブロックにあるシステム予約領域は更新されます。

    • File Manager は、68040 または PowerPC プロセッサを搭載したすべての Macintosh システムで、最大 2 テラバイトまでのボリュームサイズをサポートするようになりました。ただし、68030 プロセッサを搭載した Macintosh でサポートされるボリュームサイズは、これまで通り 4 メガバイトに制限されています。

    • コンピュータが不適切に終了した後でブートに要する時間を短縮するため、HFS ボリュームに対するマウントチェックコードが書き換えられました。これまでは、ドライブをマウントするのに 5 分近くの時間がかかる場合がありました。新しいマウントチェックでは、最悪の場合でも 1 分以内でドライブをマウントできます。チェックする必要のあるボリュームの検出に使用する方法が変更されました。

      オリジナルのマウントチェックコード (ROM 内の) は、HFS ボリューム上のマスタディレクトリブロック (MDB) にある drAtrb フィールドの vcbAtVOK ビット (ビット 8) を使って、ボリュームが正常にアンマウントされているかどうかを判定していました。vcbAtVOK ビットは、ボリュームがマウントされているときにディスク上でクリアされ、ボリュームが正常にアンマウントされるとディスク上でセットされていました。ボリュームをマウントしようとしたときに vcbAtVOK がクリアされていると (つまり、そのボリュームが正常にアンマウントされていないと)、マウントチェックコードは、ボリュームビットマップ、マスタディレクトリブロック、およびカタログファイルの不一致をチェックし、必要に応じて、修正を加えていました。

      新しいマウントチェックコードでも、同様のメカニズムを使って、ボリュームが正常にアンマウントされているかどうかを検出します。しかし、新しいマウントチェックコードがシステムファイルからロードされる前に、オリジナルのマウントチェックコードによってブートボリュームがマウントされてチェックが行われてしまうため、新しいボリューム属性である kBootVolumeInconsistent (ビット 11) が導入されました。ブートボリュームがマウントされると、MDB の kBootVolumeInconsistent がセットされ、さらに vcbAtVOK ビットがセットされます。ブートボリュームがアンマウントされると、kBootVolumeInconsistent ビットはクリアされます。新しいマウントチェックルーチンがロードされると、まずブートディスクがチェックされ、kBootVolumeInconsistent ビットがセットされているどうか判定されます。このビットがセットされている場合、不一致がチェックされ、必要に応じて修正が加えられます。

      表 1 に、新しいマウントチェックコードがブートおよび非ブートボリュームを対象に、vcbAtVOK および kBootVolumeInconsistent ビットをどのように使うかを示します。

      表 1ブートおよび非ブートボリュームに対応するマウントチェックコード
      ブートボリューム
      解釈正常に
      アンマウント
      不正に
      アンマウント
      マウント
      vcbAtVOK100
      kBootVolumeInconsistent011
      非ブートボリューム
      vcbAtVOK100
      kBootVolumeInconsistentn/an/an/a


      注意:
      バージョン 7.2.3 より前の Disk First Aid は、kBootVolumeInconsistent ビットが予約されていてゼロであると見なします。このため、ボリュームが実際に壊れているわけではなく、ただ正常にアンマウントされていないときにも、ボリュームが壊れているという誤ったメッセージを表示することになります。

    • File Manager キャッシュの PBCatSearch の使い方が変更されました。その結果、これまでよりも 4 倍近く高速に (System 7.5.3 と比較して) ボリュームのカタログを検索できるようになりました。

    • Mac OS ファイルシステムは、ファイル名の検索と比較を行うために、EqualString (現在は CmpString)、RelString、および UprString の各ルーチンを使います。これらのルーチンを呼び出すたびに、File Manager は diacSens パラメータを TRUE に設定します。その結果、ファイル名の比較において弁別記号 (ウムラウトやアクサンなどの記号) が意味を持ちます。しかしこれまで、PBCatSearch は diacSens パラメータを FALSE に設定していたため、File Manager のその他のルーチンと矛盾する動作を引き起こす場合がありました。現在の PBCatSearch は、すべての比較について、diacSens パラメータを常に TRUE に設定するようになりました。


    Font Manager
    Font Manager は、Mac OS 互換コンピュータでテキスト情報の画面表示に使う字形を取得するためのサービスを提供します。Font Manager には、1 つの修正が加えられました。

    これまで、RealFont を呼び出すと、現在の 'sfnt' リソースの解放と再ロードが行われていましたが、Font Manager のキャッシュの一部は変更されていないハンドルに依存するため、キャッシュが無効になってしまうことがありました。この問題は、マルチバイト文字システムでだけ発生していました。


    メモリ管理 (Memory Management)
    メモリ管理 (Memory Management) には、Memory Manager、仮想メモリ、およびその他のオペレーティングシステムサービスが含まれます。メモリ管理には、次のような変更がインプリメントされています。

    • PowerPC コンピュータでは、モダンメモリマネージャが常にアクティブになり、旧 68K メモリマネージャは使えなくなりました。

    • System 7.6 は、32 ビットアドレッシングだけをサポートします。24 ビットアドレッシングはサポートされません。コンピュータのパラメータ RAM (PRAM) がシステム起動時に 24 ビットモードに設定されていると、PRAM の設定は自動的に 32 ビットアドレッシングに設定されてコンピュータの再起動が行われます。

    • 24 ビットモードがサポートされなくなったため、24 ビットモードに対する大部分のチェックと、SwapMMU の呼び出しが仮想メモリのルーチンから削除され、呼び出しのオーバーヘッドが削減されました。

    • 24 ビットのランタイムコードが削除されたため、仮想メモリのページフォルトの実行に要する時間が短くなりました。

    • PowerPC コンピュータのモダンメモリマネージャが Virtual Memory Manager と直接データのやり取りを行うようになったため、VM 格納ファイルへのページフォルトディスクアクセスが大幅に削減されました。

    • 一時メモリの割り当てと再割り当てが非常に高速になりました。


    Menu Manager
    Menu Manager は、メニューバーを表示したり、マウスボタンが押されているときに画面上にメニューおよびポップアップメニューを表示します。次の変更がインプリメントされています。

    • これまで、システムの MDEF=0 は、グローバルスクリーン座標ではなく、現在の GrafPort のローカル座標における境界を指定する GetMaxDevice を呼び出していました。通常、複数のモニタを接続したシステムでは、このことはメニューを含むスクリーンではなく、メインスクリーンの機能に従ってメニューが描画されることを意味しています。しかし、 GetMaxDevice に渡す境界を現在の GrafPort のローカル座標で指定すると、GetMaxDevice が NULL を返す可能性がありました。この場合、MDEF=0 は正常に処理されません。新しい MDEF=0 は GetMaxDevice にグローバル座標を渡すため、戻り値が NULL であっても正常な処理を行うことができます。

    • これまでは、CalcMenuSize を呼び出すと、結果的に ResLoad が FALSE に設定されている MDEF を呼び出してしまう可能性がありました。MDEF が、GetResource 呼び出しによって、すでにメモリ内にないリソースにアクセスしようとすると、空のハンドルが MDEF に返されてしまい、MDEF が期待するものとは異なるということがありました。現在は、CalcMenuSize が修正されたため、MDEF が呼び出される前に ResLoad は TRUE に設定されます。

    • モニタによって、ポップアップメニューにカラーアイコンが表示されないという標準 MDEF の問題は解消されました。

    • Menu Manager は、通常、メニューの下に表示するイメージをオフスクリーンバッファに保存しています。このため、メニューがスクリーンから消えても、すぐに元通り表示することができます。スクリーンの可視領域の外部に描画されるメニューの場合、そのメニューの下のイメージは保存されず、オフスクリーンバッファも作成されません。しかし、このような場合、ルーチンのエピローグは、オフスクリーンバッファが作成されていると見なし、バッファが占有しているはずのメモリを再要求 (Reclaim) しようとしていました。その結果、スクリーン境界の完全に外側に描画されたポップアップメニューをトラッキングした後でマウスボタンを離すと、システムクラッシュが発生していました。現在、こうした可能性は完全に排除され、ルーチンのエピローグがこのような場合に存在しないバッファの処理を行おうとすることもなくなりました。

    • MDEF がアップルメニューに表示されるアイコンのサイズを正しく計算できないという問題は解消されました。


    PictWhap FKEY
    FKEY とは、command-shift-数字キーの組み合わせで呼び出すことのできるシステムファイル内のコードリソースのことです。この数字キーは、リソースの ID に対応しています。たとえば、FKEY=3 は、command キーと shift キーを押しながら、数字キーの 3 を押すと呼び出されます。この FKEY は、スクリーン全体の内容をキャプチャし、起動ディスクのルートディレクトリに PICT ファイルとして保存します。

    • PictWhap は新しい FKEY=4 で、PICT ファイルとしてスクリーンショットをキャプチャします。command-shift-4 キーを押して PictWhap を呼び出すと、小さな十字形のカーソルが画面に表示されます。ユーザは、このカーソルを使って、スクリーン内の四角形の領域を選び、それを PICT ファイルとしてキャプチャすることができます。また、caps lock キーを押した状態で command-shift-4 キーを押すと、同心円のカーソルが表示されます。このカーソルで任意のウィンドウをクリックすると、そのウィンドウの内容だけが PICT ファイルとして保存されます。それぞれのキー操作を行うとき control キーを押し続けていると、キャプチャされたイメージは、PICT ファイルとしてではなく、クリップボードに格納されます。

    • スクリーンショット FKEY=3 (command-shift-3 キー) は修正され、control キーを押していると、スクリーン全体の内容が PICT ファイルとしてではなく、クリップボードに格納されます。


    Process Manager
    Process Manager は、複数のアプリケーションの間でプロセッサの共有を行います。これまでの Process Manager に見られた問題に対して、Mac OS 7.6 では、次のような修正が加えられています。

    • Finder からアプリケーションを起動するときに、Finder のメニューが短い時間、再表示されるという画面表示の矛盾は解消されました。

    • これまでは、ExitToShell を呼び出したとき、Process Manager が A5 ワールドに何らかの変更を加えた後で、コードフラグメントに対する CFM 終了ルーチンが呼び出されていました。その結果、終了ルーチンの中で Toolbox を呼び出すコードフラグメントは、システムクラッシュを発生させる可能性のある不確定なステータスに置かれていました。現在は、Process Manager によって A5 ワールドに変更が加えられる前に、CFM 終了ルーチンが呼び出されます。

    • High Level Event につき 64K という High Level Event サイズの制限が撤廃されました。これは、High Level Event および AppleEvent が今後は 64K を超えるデータを含むことができることを意味します。AppleScript は、すでにこの機能を提供していましたが、今後は、AppleScript がインストールされていない場合や、アプリケーションが High Level Event を直接使っている場合でも、すべてのクライアントでこの機能を使うことができます。

      注意:イベントを送信する前に、メモリ不足であるかどうかをチェックしたり、AESend または PostHighLevelEvent を呼び出した後で、メモリ不足エラーが発生しているかどうかを適切にチェックすることは、今後もアプリケーションの側で正しく処理する必要があります。

    • Text Services Manager (TSM) によって生成される「フェイク」なキーストロークは、現在では、jGNEFilter チェーン経由で渡されます。

    • Process Manager のルーチンが簡略化されたため、High Level Event と AppleEvent のスループットがかなり向上しました。


    Resource Manager
    Resource Manager は、多くの Mac OS ファイルのリソースフォークに格納されている情報の格納と取得を行うために使います。ほとんどすべてのプログラムが Resource Manager を使います。

    PowerPC の Resource Manager は、次のように改善されました。

    • Resource Manager は、システムファイルのデータフォークに移動され、仮想メモリが“入”になっているときにはファイルマッピングが可能になりました。

    • ルーチンが簡略化されたため、実行時間が短縮されました。これは、Resource Manager の実行速度が大幅に改善されたという意味ではありませんが、オペレーティングシステムの多くの部分が Resource Manager を利用しているため、システムのパフォーマンスが全体としている向上していることは事実です。

    • リソースサイズのキャッシュが追加され、頻繁にアクセスされるリソースに関する情報がメモリ内に保持されるようになります。これは、すべてのアプリケーションリソースに対して、全般的にパフォーマンスの向上が期待できるという意味ではありませんが、システムリソースの一部 (カラーテーブルなど) については、明らかなパフォーマンスの向上が見られます。対象となるのは、システムとアプリケーションによって繰り返しアクセスされるリソースです。

    • ReleaseResource を呼び出して 'sfnt' リソースが解放されると、Resource Manager は、Font Manager のキャッシュをフラッシュするようになりました。Font Manager のキャッシュの一部は、RealFont を呼び出して変更を行ったときに変更されなかったアクティブな sfnt に対するフォントハンドルに依存しています。

    • HOpenResFile を呼び出したときに、opWrErr (-49、ファイルが書き込み許可を使ってすでに開かれている) 以外のエラーが発生すると、40 バイトのハンドルデータがヒープ上に浮遊状態で残ることになります。注意: ローレベルの Resource Manager ベクタにパッチを当て、結果的に 68K Resource Manager (このバグは含まれていません) に対応しているデバッガが実行されていると、デベロッパがこの問題に気づかないこともあります。

    68K の Resource Manager は、次のように改善されました。
    • これまでは、GetResource パッチを呼び出すたびに FlushCodeCacheRange が呼び出されていました。この問題は解消され、FlushCodeCacheRange は、必要なときだけ呼び出されるようになりました。


    Script Manager 7.5
    Script Manager は、使用言語に依存しない方法で、数値、日付、時刻などの情報の表示と取得を行うための機能を提供します。

    • StringToExtended ルーチンがアップデートされ、フォーマット文字列と一致しない文字列のエラーチェックが向上しました。
    • StringToFormatRec および StringToExtended ルーチンを呼び出すときに不必要な混在モードの切り替えを避けるように、これらのルーチンがインストールされます。
    • メモリ位置が予測できない形でルーチンによって修正されるという StringToFormatRec のエラーは修正されました。


    SCSI Manager (PowerPC)
    PowerPC SCSI Manager は、PowerPC コンピュータに接続されている SCSI デバイスとのデータのやり取りを担当します。

    Power Macintosh Card 1.0 をインストールした一部のシステムでは、ネットワークアクティビティが増大したときに、SCSI Manager がハングすることがありました。この問題は、割り込みレベルが 2 またはそれ以上のときだけ、SCSI Manager は割り込みのポーリングを行い、SCSI Manager の遅延したタスクが未処理の状態で残されていたためです。現在では、この問題を解消するために、対象となるマシンで割り込みレベルが 1 またはそれ以上に設定されているとき、SCSI Manager は割り込みのポーリングを行います。


    Sound Manager 3.2.1
    Sound Manager は、Mac OS コンピュータでサウンドの再生または録音を行うためのサービスを提供します。Mac OS 7.6 をインストールするときに、“機能拡張”フォルダの中に Sound Manager 機能拡張があると、自動的に削除されます。

    • siVoxRecordInfo セレクタを渡すとき、SPBSetDeviceInfo はトリガの値が 255 であっても、録音を開始するようになりました (詳細については、次のサイトで『Inside Macintosh: Sound』の 3-25 ページを参照してください)。

    • モデルによっては、マシン前面にあるボリューム調整ボタンを管理するコードが割り込み時に SetSoundVol を呼び出していましたが、これがシステムクラッシュの原因になることがありました。これまでは、Video Startup システム機能拡張をインストールして、この問題を解消していましたが、Mac OS 7.6 では、この問題は解消されています。

    • PCI ベースのマシンでは、siStereoInputGain セレクタを渡すとき、SPBGetDeviceInfo は 2 つの 16 ビット (8.8) 固定小数点数を正しく返すようになりました。これまでは、この呼び出しを行うと、スタックを無効にする 2 つの 32 ビット (16.16) 固定小数点数が返されていました。

    • これまで、System 7.5.2 または 7.5.3 を実行する一部の PCI ベースのマシン (たとえば、Power Macintosh 7500、8100、および 8500 コンピュータ) で、SPBGetDeviceInfo とともに siVoxStopInfo セレクタを使うと、不正な値が返されていました。この問題は解消され、siVoxStopInfo は、これらのマシンでも正しい値を返すようになりました。


    標準ファイル (Standard File)
    標準ファイル (Standard File) は、“Open”および“Save As”ダイアログボックスによってファイルにアクセスするための一貫したユーザインタフェースを提供します。

    このダイアログに余分な editText 項目を追加すると、CustomPutFile がクラッシュするという問題は解消されました。


    StdCLib 3.4.3
    StdCLib は、すべての PowerPC ベースの Macintosh コンピュータの ROM に格納されている共有ライブラリで、C 言語を使ってコンパイルされたプログラムのための機能を提供します。Mac OS 7.6 には、ROM ライブラリに代わる新バージョンのライブラリが用意されており、さまざまな修正や改善が加えられています。StdCLib 共有ライブラリのこれまでのアップデートバージョンは、StdCLibInit 機能拡張という形で供給されていましたが、今後、これらは必要なくなり、Mac OS 7.6 の起動シーケンスでこの機能拡張がインストールされることはありません。新しい StdCLibInit 共有ライブラリは、システムファイルのデータフォークに常駐することになります。

    StdCLib 3.4.3 によって提供される大部分の機能と修正は、無効なパラメータの処理に関連しています。このため、正しいパラメータを使ってルーチンを呼び出すアプリケーションでは、これらの問題が明らかにならないことがあります。

    次の変更がインプリメントされています。

    • <float.h> で定義されている LDBL_EPSILON、LDBL_MAX、および LDBL_MIN マクロ ("_LDBL_EPSILON"、"_LDBL_MAX"、および "_LDBL_MIN" の各エントリポイントに対応している) は、PowerPC に対応して修正されました。ROM ベースの StdCLib に含まれているバージョンは有効ではありませんでした。

    • StdIO ルーチンの fopen()、fdopen()、および freopen() を使って同時に開くことのできるファイル数が 20 から 40 に増加しました ( の _NFILE の値)。

    • strftime() は、ANSI 標準に準拠し、AM/PM のフォーマット文字として、小文字の %p ではなく、大文字の %P を認識するようになりました。

    • あまりにも大きなバッファが要求されるとき、setvbuf() は USHRT_MAX を返すようになりました。setbuf() 関数は、65535 バイトを超えるバッファを割り当てることはありません。

    • fread() のパフォーマンスがバッファに格納されていないストリームに対して向上されました。

    • sscanf() 関数の %n オプションが修正され、一致する項目が文字列の末尾にあるときも (項目の後にスペースがない)、正しい文字列を返すようになりました。

    • PLstrpbrk() 関数がアップデートされ、空白文字列を正しく処理できるようになりました。

    • bsearch(key, base, nmemb, size, compar) 関数が修正され、nmemb の値がゼロのときもハングしなくなりました。

    • strncpy() 関数は、n = 0 で呼び出しても、65K の文字をコピーしなくなりました。

    • TEXT タイプのファイルに対するクリエータとタイプが SimpleText に設定されました。また、出力ファイル "stdout" および "stderr" に対するクリエータとタイプがそれぞれ 'ttxt' と 'TEXT' になりました。

    • ファイル共有が“入”になっているときに、書き込み許可 ("w") を使ったロックファイルを開こうとすると、fopen は errno に EACCESS を設定するようになりました。この問題は、ファイル共有が“入”になっているときだけ発生していました。このとき、結果コードの afpAccessDenied (-5000) は無視されていました。

    • NULL ポインタがパラメータとして渡されるとき、strlen() はゼロを返すようになりました。これまでのバージョンでは、ゼロの位置からデータを読み込んでいました。

    • strtol(const char *nptr, char **endptr, int base) が修正され、変換が実行されない場合に ANSI 標準に準拠するようになりました。ANSI 標準では、次のように定められています。「サブジェクトシーケンスが空で期待される形式を持たない場合、変換は実行されません。endptr が null ポインタでない場合、nptr の値は、endptr によってポイントされるオブジェクトに格納されます」(153 ページ)。変換が実行されないとき、nptr は endptr によってポイントされるオブジェクトに正しくコピーされるようになりました。

    • strcmp() および strncmp() 関数がアップデートされ、符号なし比較を使えるようになりました。

    • PLpos() が修正され、2 つの空白文字列を引数として渡すとき、1 ではなくゼロを返すようになりました。

    • PLstrcat() は、対象となる文字列がすでに最大の文字数を含んでいる場合にも正しい処理ができるようになります。

    • PLstrchr() が修正され、ターゲット文字列が空白の場合にも適切な処理を実行できるようになりました。

    • 閉じたファイルの記述子を渡すとき、fclose() は errno に ENOENT を設定するようになりました。

    • 不正なファイル記述子が渡されたとき、fcntl(F_DUPFD) 呼び出しは、errno に EINVAL ではなく、EBADF を設定するようになりました。

    • 埋め込みフォルダのエイリアスを含む長いパス名のパーシングに関連した問題は解消されました。

    • n パラメータがゼロの場合、strncat() はソース文字列から文字をコピーしなくなります。これまでは、n パラメータがゼロの場合、LONG_MAX までの文字をソースからデスティネーションにコピーしていました。

    • 検査した文字数がゼロのとき、mbtowc () ルーチンは -1 を返すようになりました。

    これまでに知られている問題と制限
    • 文字検査ルーチンの isalpha()、isupper()、islower()、isdigit()、isalnum()、isspace()、および isprint() は、7 ビット文字と EOF 値に対してのみ正常に機能します。これらのルーチンは、Macintosh 拡張文字セットをサポートしません。

    • abort() を呼び出すと、atexit() と C++ のデストラクタを使って登録されたルーチンが呼び出されてしまいます。

    • malloc() は、1 回の呼び出しあたり、約 8 メガバイトに制限されています。8 メガバイトを超えるサイズを要求すると、NULL が返されます。

    • fread() を使って、ファイルの末尾を超えて読み込みを行っても、適切なエラーがグローバル変数の errno または ferror() 関数によってレポートされず、fread() が実際に読み込んだバイト数が正常に返されてしまいます。

    • raise() で無効なシグナルを処理しようとしても、エラーがレポートされません。

    • 無効なシグナルに対する信号ハンドラをインストールしようとしても、signal() はエラーをレポートしません。


    システムエラーアラート (System Error Alert)
    システムエラーアラートボックス (System Error Alert) は、重大で、しばしば修復不可能なシステムエラーが発生したことをユーザに通知しようとするときに表示されます。ところが、アラートが呼び出されるときにメモリ不足に陥った構造体を配置する方法によっては、アラートが正常に表示されないことがありました。

    メモリ不足に陥ったフォント構造体がまだ初期化されていないと、システムエラーアラートがシステムエラーを引き起こし、自分自身を繰り返し呼び出すという問題がありました。見かけ上は、スクリーン上にフラッシュするエラーアラートボックスが表示し続けるという結果になります。現在のシステムでは、これらの構造体が常に (特に、システムの起動シーケンスとアプリケーションの起動時に) 正しくセットアップされるように配慮されています。


    QuickDraw
    QuickDraw は、スクリーン上に情報を描画または表示するために使います。Mac OS 7.6 では、QuickDraw に次の修正が加えられています。

    • 厳密に 3 つのエントリを含むカラーテーブルを使った MakeITable の 68K インプリメントの問題は解消されました。

    • GetGWorldPixMap の PowerPC インプリメントはアップデートされ、その動作は 68K インプリメントと矛盾のないものになりました。rowBytes フィールドの上位ビットがクリアされている場合、GetGWorldPixMap は NULL を返すことになります。

      注意:この変更は、GetGWorldPixMap を PowerPC と 68K で同様に動作させるために加えられました。PixMap 構造体の rowBytes フィールドを修正しているデベロッパは、次のコードを参考にして、rowBytes の上位ビットが正しく設定されていることを確認してください。

      OSErr SetPixMapRowBytes
       (PixMapHandle pixmap, unsigned short newRowBytes)
      	// rowbytes must be even and less than 0x4000
      	// for best performance, it should be a multi
      	if (newRowBytes >= 0x4000 || (newRowBytes % 2)
      		return paramErr;
      		} else {
      			(**pixmap).rowBytes = (newRowBytes | 0x80
      			return noErr;
      		}
      	}
      
    • ダイレクトデバイスに対する最適な色を計算するとき、ゼロによる除算が発生するという Palette Manager の問題は解消されました。この問題は、少なくとも 2 台のモニタがシステムに接続されていて、一方のモニタがダイレクトモードで、もう一方のモニタがインデックスモードのときに、SetDragImage() を呼び出す場合にだけ発生していました。これは、Palette Manager の 68K および PowerPC インプリメントの両方に関連する問題ですが、Transluscent ドラッグを行うときだけ発生する可能性がありました。

    • GetPictInfo で使用されるメモリ割り当て方法が原因で、十分なメモリを使用できず、ピクセルマップの少なくとも 1 本のスキャンラインを割り当てることができないとき、ルーチンがハングすることがありました。GetPictInfo が修正され、GetPictInfo を実行するためのメモリが十分でないときには、memFullErr を返すようになりました。


    Power Manager
    Power Manager は、バッテリ駆動の Mac OS 互換コンピュータに搭載されている内部ハードウェアデバイスに供給する電源を制御する機能を提供します。

    PowerMgrLib は、システムファイルのデータフォークに移動されました。


    Telephone Manager
    Telephone Manager は、Communications Toolbox とともに動作し、Mac OS に ISDN 接続などのテレフォンサービスを提供します。

    現在、TelephoneLib 3.0 はシステムファイルのデータフォークに常駐しています。


    Thread Manager
    Thread Manager は、複数のアプリケーションプログラム内で使用するマルチプログラミングサービスを提供します。

    ThreadsLib 2.1.3 は、システムファイルのデータフォークに移動しました。


    Window Manager
    Window Manager は、スクリーン上にウインドウを描画したり、表示されたウインドウを管理するための機能を提供します。

    InitWindows が最初に呼び出されるとき、GrayRgn が現在のヒープゾーンに割り当てられることがあり、システム起動シーケンスでは機能拡張によって、GrayRgn がアプリケーションのヒープゾーンに割り当てられてしまう可能性がありました。この場合、リージョンハンドルは起動シーケンスが完了した後で破壊されてしまい、GrayRgn が未定義のまま残されることになります。現在の InitWindows では、最初に呼び出されるときに、GrayRgn をシステムヒープ領域に一度だけ割り当てるように配慮されています。この問題は、これまでシステム起動時にウインドウを表示する機能拡張に関連して発生していました。


    アップルメニュー

    Apple System Profiler 1.1.2
    Apple System Profiler は、現在のシステム構成に関する情報を表示するための簡便なインタフェースを提供します。このアプリケーションは、電話によるユーザサポートを支援するために用意されています。

    Apple System Profiler 1.1 は、“Apple エクストラ”フォルダから“アップルメニュー”フォルダに移動しました。

    Apple System Profiler は、68030 マシンにはインストールされません。


    スティッキーズ 1.0.2
    スティッキーズのメモリパーティションサイズが 150K に増加しました。これにより、1.0.1 で発生していたメモリ不足の問題は一部解消されます。


    コントロールパネル
    コントロールパネルは、通常、システムフォルダの“コントロールパネル”フォルダに格納されます。一部のコントロールパネルは、システム起動時に実行される 'INIT' タイプの実行可能リソースを含んでおり、その結果、コントロールパネルの機能がシステムに組み込まれます。

    システム起動時の機能拡張実行シーケンスでは、'APPC' タイプのファイル内にある 'INIT' リソースが実行されます。APPC ファイルは、System 7.5 以降のシステムソフトウェアでは、Finder によって“コントロールパネル”フォルダにオートルートされますが、Mac OS 7.5.3 より前のシステムソフトウェアリリースでは、Finder を使ってこれらのファイルを起動できません。また、これらのファイルに常駐する INIT リソースは、Mac OS 7.6 よりも前のシステムソフトウェアリリースでは実行されません。


    Auto Power On/Off 1.1
    Auto Power On/Off コントロールパネルは、SetDateTime へのパッチの中で同期 PPC Toolbox 呼び出しを実行しなくなりました。マニュアルには安全であると書かれていましたが、割り込み時に SetDateTime を呼び出すのは危険であったためです。この変更は、Macintosh Quadra 840AV 以降の大部分のデスクトップモデルに影響します。


    ColorSync 2.1.1
    ColorSync は、グラフィックスシステム、アプリケーション、およびカラーデバイスが最も正確で一貫した色をユーザに提供することを可能にするカラー管理システムです。

    2.1 の主な新機能は、名前付きカラーシステム (Named Color System) のサポート、hifi カラーのサポート、リファレンスによる埋め込みプロファイル、および拡張ビットマップフォーマットです。


    機能拡張マネージャ 4.0
    新しい機能拡張マネージャコントロールパネルには、拡張されたユーザインタフェースとともに、デベロッパがそれぞれの機能拡張に関する情報を提供し、関連する機能拡張をパッケージとしてグループ化するための機能が用意されています。詳細については、「Technote 1091: 機能拡張マネージャ 4.0」を参照してください。

    参考文献
    ●書類でないアイコンにバルーンヘルプを提供する方法については、次のサイトで『Inside Macintosh: Macintosh Toolbox Essentials (7-38)』を参照してください。


    Mac OS Easy Open 1.1.3
    Mac OS Easy Open は、あるアプリケーションで作成された書類を別のアプリケーションで開くための変換サービスを提供します。Mac OS 7.6 に付属する MacLinkPlus 8.1 は、 Mac OS Easy Open とともに使用することのできるさまざまなトランスレータを提供します。

    Macintosh Easy Open は、Mac OS Easy Open という名前に変更されました。


    世界地図 7.5.1
    新しい世界地図コントロールパネルでは、都市データベースにコークとミュンヘンが追加されました。


    メモリ 7.5.7
    新しいメモリコントロールパネルでは、RAM ディスク、仮想メモリ、およびディスクキャッシュを組み合わせて設定した結果、それ以降のブートを実行するために必要なシステムメモリがなくなってしまうのを防ぐため、設定値のチェックを行います。こうしたユーザ設定値のチェックと並んで、メモリコントロールパネルには、次のような変更が加えられています。

    • モダンメモリマネージャコントロールは表示されません。PowerPC コンピュータでは、モダンメモリマネージャは常に“入”になります。
    • “Use 24 Bit Addressing”コントロールも表示されません。今後、24 ビットアドレッシングは使用できません。
    • 表 2 に、インストーラと、メモリコントロールパネルの“初期設定の使用”ボタンによって設定される仮想メモリの値を示します。

      表 2仮想メモリの設定値
      アーキテクチャ 物理メモリ
      16 MB 以上 16 MB 未満
      68K 現在の設定を保持 仮想メモリを“入”
      にし、16 MB に設定
      PowerPC 物理 RAM + 1 MB 仮想メモリを“入”
      にし、16 MB に設定


    • メモリコントロールパネルの“初期設定を使用”ボタン処理ルーチンで発生していたメモリのリークは修正されました。

    • 最小のディスクキャッシュの設定が 96K になりました。


    モニタ 7.6.6
    モニタコントロールパネルは、コンピュータに接続されているモニタの構成や調整を行うためのユーザインタフェースを提供します。新しいモニタコントロールパネルには、次のような変更が加えられています。

    • Macintosh コンピュータのモデルによっては、接続されている 2 台のモニタに異なる色数が設定されているとき (32000 色と 256 色など)、問題が発生する場合がありました。この問題は解消されました。

    • システムに複数のモニタが接続されているとき、従来のモニタコントロールパネルでは、すべてのモニタに対する設定値を保存できませんでした。この問題は解消されました。


    QuickTime 設定
    QuickTime 2.5 をインストールすると、新しいコントロールパネルが提供され、さまざまな QuickTime のパラメータを設定できるようになりました。詳細については、QuickTime 2.5 のリリースノートを参照してください。


    起動ディスク 7.5.3
    起動ディスクコントロールパネルは、次にコンピュータを起動するときに使用するディスクを選択するためのユーザインタフェースを提供します。

    • 新しいバージョンは、Quadra 660AV および Quadra 840AV でも PRAM の値を正しく設定します。これまで、これらのモデルでは、起動ディスクコントロールパネルでユーザが設定を行っても、その設定値は無視され、自動的にデフォルトの起動ディスクの設定に戻っていました。

    • 名前が同じでも、異なるカスタムカラーアイコンを持つ複数のディスクは正しく表示されるようになりました。これまでは、同じ名前のディスクが複数あっても、1 つのディスクのように誤って表示されていました。


    コントロールバー
    コントロールバーの項目は、システムフォルダの“コントロールバー項目”フォルダに格納されます。コントロールバーの表示を“入”にすると、ハードウェア構成に対応した適切なコントロールバー項目がその中に表示されます。


    CD Strip 1.0
    この新しいコントロールバー項目は、CD ドライブとのインタフェースを行います。


    Printer Selector 2.0
    この項目を使うと、デスクトップ印刷がインストールされているときに、複数のデスクトッププリンタの中から印刷に使用するプリンタを選択することができます。


    機能拡張
    システム機能拡張は、システムフォルダの“機能拡張”フォルダに格納されます。

    System 7.5 の初期のバージョンでは、invisible の機能拡張が起動時に実行されてしまうというエラーが発生していました。Mac OS 7.6 では、このエラーは修正され、invisible の機能拡張は起動時に実行されなくなりました。


    Apple CD-ROM 5.3.1
    Apple の新しい製品をサポートするため、SCSI CD-ROM ドライバにはいくつかの拡張が加えられました。また、以前のバージョンで発生していた問題も解消されました。

    • 6 倍速以上の SCSI CD-ROM ドライブに対する汎用サポートが追加されました。

    • 一部のサードパーティ製ドライブとの互換性の問題が修正されました。

    • 再生中にオーディオ CD を一時停止したときに発生することのあった問題は解消されました。

    • CD-ROM ドライブの相対速度が未知のとき (最速、つまり 1 倍速のみのドライブでは 1x、それ以上の速度をサポートするドライブでは 2x またはそれ以上を示す場合)、GetSpindleSpeed ドライバ制御呼び出しは 0xFF を返すようになりました。

    • スリープタイマが時間切れにならず、ドライブがいつまでもスリープ状態に入らないという問題は解消されました。

    • 読み込みエラーが発生すると、内部ドライバキャッシュはフラッシュされるようになりました。

    • ネットワークを介して CD を共有するときに発生する問題を修正するための同期呼び出しから値が返されたとき、ドライバは、割り込みを無効にする非同期呼び出しが未処理になっていないかどうかをチェックするようになりました。

    • オーディオ CD の再生中に CD-ROM がスリープ状態に入ってしまうという問題は解消されました。


    Apple Guide 2.1.1
    Apple Guide は、ユーザにシステム全体を対象とするヘルプサービスを提供します。詳細については、 をチェックしてください。

    最新のバージョンには、マルチプロセスガイドファイルのサポートが追加されました。その結果、AppleGuide は、OpenDoc 書類とともに使えるようになります。


    Apple Remote Access Client 2.1
    Apple Remote Access Client を使うと、遠隔地から電話をかけて、AppleTalk ネットワークに接続することができます。

    Mac OS 7.6 には、Apple Remote Access Client 2.1 が付属しています。

    警告:
    ARA Client 2.1 は、Mac OS 7.6 に含まれている Open Transport/PPP に上書きインストールしないでください。ARA Client 2.1 をインストールすると、Open Transport/PPP のモデムファイルが置き換えられてしまい、Open Transport/PPP による接続の障害になることがあります。Open Transport/PPP をインストールした後で ARA Client 2.1 をインストールすることは推奨できませんが、ARA Client 2.1 をインストールした後で Open Transport/PPP をインストールしてもまったく問題ありません。


    AppleShare Workstation Client 3.6.4
    AppleShare Workstation Client は、ファイルサーバにネットワーク接続された Mac OS 互換コンピュータ上の Finder とアプリケーションにファイル共有サービスを提供します。

    • AppleShare のクライアントドライバは、これまで VBL タスクを余剰的にインストールしており、これが VBL キューの無限ループの原因になったり、いくつかのエントリを孤立させる場合がありました。この障害の徴候として、任意のマシンで断続的にフリーズが発生したり、比較的速度の遅い 68K マシンでクラッシュが発生していました。現在、この問題は解消されています。

    • AppleShare は、キャッシュとして使う一時メモリを正しく割り当てることができませんでした。その結果、ハンドルが不適切な方法で破棄される場合もありました。AppleShare 3.6.4 は、キャッシュとして使用する一時メモリを正しく割り当てるようになり、この問題は今後発生しません。


    Desktop Printing 2.0.2
    Desktop Printing は、Mac OS に用意されている印刷サービスにアクセスするための、簡略化されたユーザインタフェースを提供します。


    OpenDoc 1.1.2
    OpenDoc は、コンポーネントソフトウェアのためのマルチプラットフォームアーキテクチャである OpenDoc open を Mac OS に対応してインプリメントしたものです。詳細については、次のサイトを参照してください。

    http://opendoc.apple.com/dev/dev.html


    OpenDoc Essentials 1.0.1
    この中には、OpenDoc で使用するための各種パートおよびエディタが含まれています。


    Open Transport 1.1.1
    OpenTransport 1.1.1 は、Mac OS 7.6 でサポートされている唯一のネットワーキングテクノロジーです。このリリースでは、インプリメントの不具合に対する修正と同時に、プログラミングインタフェースにいくつかの追加が行われています。OpenTransport に興味のあるデベロッパは、OpenTransport のリリースノートとデベロッパノートを参照するか、次のサイトをチェックしてください。

    http://devworld.apple.com/dev/opentransport/ OpenTransport 1.1.1 では、次の領域に修正が加えられています。
    • 一般的な OpenTransport の機能
    • オリジナルの AppleTalk API との互換性
    • オリジナルの TCP/IP API との互換性
    • AppleTalk
    • TCP/IP
    • リンク
    旧ネットワーク API は、OpenTransport のもとでエミュレートされます。

    Open Transport 1.1.1 は、Mac OS 7.6 とともにインストールされます。

    警告:
    以前のリリースで Network Software Installer をサポートしていなかったマシンで、Network Software Installer 1.5.1 を実行し、旧ネットワークを有効にすることは可能ですが、この選択はお勧めできません。というのも、オペレーティングシステムが未定義のサポート不能な状態に陥ってしまうためです。

    警告:
    System 7.5.3 に付属していたネットワークソフト選択を使って、68K コンピュータを旧ネットワークに切り替えることは可能ですが、この選択はお勧めできません。というのも、オペレーティングシステムが未定義のサポート不能な状態に陥ってしまうためです。


    Open Transport/PPP 1.0
    Open Transport/PPP は、インターネットへのダイアルアップ接続を行うときに使用する PPP 接続サービスを提供します。詳細については、次のサイトをチェックしてください。

    http://devworld.apple.com/dev/opentransport/ppp.html


    QuickTime 2.5
    QuickTime は、Mac OS にさまざまなマルチメディアサービスを提供します。この中には、ムービーを表示する機能や、さまざまなオーディオおよびビジュアルデータファイルフォーマットの変換と表示 (再生) などが含まれます。詳細については、次のサイトをチェックしてください。

    http://quicktime.apple.com/ QuickTime はいくつかの領域で拡張され、デベロッパとエンドユーザの両方にこれまで以上の機能を提供します。QuickTime 2.5 では、次のような新機能がサポートされています。
    • QuickTime Music Architecture の拡張
    • ムービー再生の画質の向上
    • ビデオ圧縮を行う、より多くのタイプのアクセラレータハードウェアのサポート
    • マルチプロセッサのサポート
    • QuickDraw 3D イメージのレンダリング
    • テキストトラックに挿入された closed-captioned テキストのサポート
    • テキストインポート/エクスポート記述子の拡張
    • 低データレートオーディオキャプチャのサポート
    • Sprites に対応したグラフィックスモードおよび修飾子 (Modifier) トラックのサポート
    • CODEC API の拡張による、信頼性の高いビデオフィールド抽出のサポート
    • 拡張アルファチャネルのサポート
    • 新しいネイティブコンポーネントマネージャのディスパッチメカニズム
    • ビデオ/サウンドの同期の向上
    • 非同期 JPEG の表示
    • オーディオ CD に対する CD オートスタート
    興味のあるデベロッパは、『QuickTime 2.5 Developers Guide』を参照してください。


    QuickDraw 3D 1.0 6
    QuickDraw 3D は、Mac OS に 3D の描画サービスを提供します。詳細については、 をチェックしてください。


    QuickDraw GX 1.1.5
    QuickDraw GX は、Mac OS にイメージング、印刷、およびタイポグラフィサービスを提供します。詳細については、 をチェックしてください。

    Quickdraw GX 1.1.5 は、ColorSync 2.x と互換性があります。


    Speech Manager 1.5
    Speech Manager は、テキストを音声に変換するためのサービスを提供します。詳細については、http://speech.apple.com/speech/dev/dev.htmlをチェックしてください。


    Apple エクストラ

    Cyberdog 1.2.1
    Cyberdog は、インターネットと WWW、e-メール、FTP などのインターネットサービスへのアクセスを可能にするアプリケーションであり、かつ OpenDoc コンポーネントのセットです。アップデートされたソフトウェアデベロッパ向けのパッケージと、使用可能な Cyberdog の機能を説明したマニュアルは、次のサイトで入手できます。

    http://cyberdog.apple.com/developer.html


    Disk First Aid 7.2.3
    「File Manager」のセクションで説明したように、ブートボリュームがマウントされているとき、システムは、ブートボリュームの MDB にある drAtrb フィールドのこれまでは予約されていたビットをセットします。7.2.2 またはそれ以前の Disk First Aid は、このビットがゼロに設定されていると見なし、実際には壊れていないのに、新しい File Manager によってマウントされたブートボリュームが壊れているというメッセージを表示します。Disk First Aid 7.2.3 は、このビットの使い方を正しく認識し、Mac OS 7.6 によってマウントされたボリュームが壊れているというメッセージを表示しません。


    ドライブ設定 1.2.2
    ドライブ設定は、Mac OS 互換コンピュータに接続されている Apple 純正のハードディスクに、ローレベルのディスクフォーマットサービスとドライバの更新を提供します。

    ドライブ設定 1.0.4 は、実際には不可能であっても、3 つの SCSI ドライブが接続解除/再接続可能であるとマークするという問題を解消しました。この問題は、ランダムなシステムハングの原因になります。

    ドライブ設定 1.2.2 は、MESH SCSI コントローラを採用した PowerPC モデルでハングの原因になっていた問題を解消するためのパッチを含んでいます。


    サポートされなくなる項目

    旧ネットワーク
    旧ネットワークのサポートは、システムから削除されました。MacTCP も旧 AppleTalk もインストールされません。これらの機能は、OpenTransport によってエミュレートされます。このため、旧ネットワークを利用するアプリケーションも正常に動作します。


    PowerTalk
    PowerTalk はインストールされず、またサポートもされません。システム起動時に PowerTalk 機能拡張がシステムフォルダ内にあっても、ロードされません。Mac OS 7.6 のインストール時に PowerTalk 機能拡張が検出された場合は、自動的に削除されます。

    更新日 1997 年 1 月 17 日

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